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歯周病治療 予防

歯周病のことを知ろう

  • 歯周病は大きく分けて、慢性歯周炎と急速破壊性歯周炎、噛み合わせに関係する咬合性外傷に分けられています。
    こちらでは、それぞれの歯周病の進行や特徴、歯周病にならないコツを紹介します。

歯周病の種類

  • 歯周炎のほとんどが慢性歯周炎に分類されます。プラークが原因で起きた歯肉炎がさらに進行したもので、組織の破壊が起こっているものなのです。初めは自覚症状がほとんどなく、進行していくにつれて、歯茎が腫れたり、膿が出たり、歯がぐらついてくるようになります。

    また、急速破壊性歯周炎の中でも若年性歯周炎は、10代初期に発症し、著しく歯根膜や歯槽骨の吸収が垂直性に起こる傾向にあるものです。口の中に潜む特殊な細菌が発症に関係していると考えられていますが、明確な原因はまだ解明されていません。

    急速進行性歯周炎は、20代から30代に発症して、わずかな間で歯周組織の破壊が進みます。一般的にはプラークの付着量が少ないことが特徴とされています。
    特殊性歯周炎は、遺伝性疾患などの特殊な全身的因子が大きく関係しており、急速で著しい歯周組織破壊の進行が見られます。

    咬合性外傷は、プラークが関係しているわけではなく、主に噛み合わせの問題によって歯根膜や歯槽骨が損傷してしまうものです。歯肉炎と合併すると、歯周組織の破壊が急速に起こってしまいます。

歯周病にならないために

  • 歯周病の予防対策としては、生活習慣の改善や正しい歯磨きの仕方を知ることも大切です。特に歯周病菌はタンパク質やアミノ酸をエサにして増殖していきます。これらは体を構成する成分であるため、3500年前のエジプトのファラオのように歯周病から逃れられない運命にあるのです。日頃からビタミンやカルシウム、たんぱく質や炭水化物など栄養バランスの取れた食生活を心掛け、自己免疫能力を高めるようにしましょう。

    また、食事をよく噛んで食べることも歯周病予防になります。噛む回数が多いと唾液が多く分泌され、口の中を殺菌したり、洗い流してくれます。これらの対策をしていても、歯周病になってしまうことはあります。歯周病の兆候が見られた場合は、すぐに歯周病治療を受けましょう。
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